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千日行と先生

2007年5月31日から、2010年2月23日までの毎日、
地元の小高い山の上にある神社へ、お参りさせて頂きました。

その神社は、約800年前からお祀りされています。

私が大変お世話になった、高名な行者の先生曰く、
「出羽三山に匹敵する山だ。」とのことです。
でも、地元は元より、神社の神主さんや氏子さんも、そんなに凄い山とは知りません。
先生曰く、「なぜ、地元の人はお参りをしないのか?」と言われていました。

ここで、先生の話を少し。
先生は、若い頃は有名な新聞社のカメラマンをされていました。
ある時、幼い息子さんが病気になられ、転院をすることが決まった時に
不安になった奥様が、近所で方位を見て下さる有名な方に相談に行ったそうです。
すると、「転院すると亡くなることになりますよ。」と言われ、それを先生に言うと
「そんな話は信じない。医者が転院した方がいいというのだから、それでいい。」と
まったく話を聞き入れなかったそうです。

そして数日後、息子さんは亡くなられてしまいました。

先生は不思議に思ったそうです。
方位などというものは、なんなんだと…。
息子さんのことも、かなり後悔されたようです。
言うことを聞いていれば助かったのではないかと…。

そこから先生は猛勉強をして、いろいろなことを会得されました。
そして、宗教とは全て同じで宗派などは関係ないと言っていました。
そんな先生の、こんなエピソードがあります。

先生は、ご自宅で相談者の方を見ていたのですが(会員制)
相談者の見料の税金が高く、生活が苦しかったので、宗教法人にしようと役所を訪ねると
役所の受付の方が、「宗派は何派になられますか?」と言われ、
あまりの馬鹿らしさに「宗教に宗派などない!」と立腹し帰って来てしまったそうです(笑)
随分前の話だそうですが、あの世のことに詳しい先生らしいエピソードでした。

そんな先生はとても頑固で厳しい先生でしたが、仏様のように優しい先生でもありました。
先生に関する話は、他にも数々ありますが、時間の都合もありますのでこの辺にしますが、
(もう少し続きますが…(笑))
先生の話を書いた訳を考えて頂けるとありがたいです。
最近流行の霊能者の皆様とは、考え方も生き方も少し違うということです…。

山の凄さを知った時の話です。
そんな先生が、ある時、私の父に、
「地元にこういう山がありますか?」と聞かれたそうです。
父が「ありますが、なぜ知っているのですか?」と聞くと、
「今日、私の前に天狗様が現れ、ここにおると話されたので、あなたに聞きました。」と…。
それで、「その山に連れて行って欲しいのですが、お願い出来ますか?」
と言われたそうです。

今から30年前ぐらいだったと思います。
パソコンや情報誌など無い時代の話です(笑)
父はビックリして、先生が訪れる為の段取りをしたそうです。
その時の先生は70歳手前だったので、
父は山へ登るのは大変じゃないかと思っていたそうです。
でも、いざ山に訪れた時には、そんな心配をよそに、
すいすいと登られてビックリだったと…(笑)
山登りを若い頃からしていた父が驚くぐらいですから、凄かったのでしょう(笑)
後日わかったことなのですが、先生は以前「天狗行」なる行をしていたそうです。
ならば、小高い山など楽な訳です(笑)

先生が、小高い山の上の神社に到着すると、すぐに神社の横の木の下にお辞儀をされ、
そちらに、先日現れた天狗様が居られると言われたそうです。
(ちなみに、その何年も後に何人かの霊感の強い知り合いが登りましたが、
皆さん、教えていないのに、そちらの方向を見て「天狗様がいる!」と言っていました。)

そして「この天狗様の居られるこの山は出羽三山に匹敵する程の山ですよ。」と言われ、
「なぜ、皆さんは麓に住んでおられるのにお参りに来ないのですか?」と怒られたそうです。
先生曰く、「とにかく凄い山です。」と感動されていたそうです。
この言葉は、霊感の強い人が登られると、皆さん、必ず同じようなことを言われます(笑)

そんな小高い山なのです(笑)

その小高い山を千日の間、登らせて頂きました。
とても素晴らしい経験をさせて頂きました。
本当は、急性喉頭蓋炎で死ぬはずだった私…。
幼い頃から、なぜか小高い山が大好きで、18歳から20歳までは
毎日のようにバイクで頂上の駐車場まで走っていた私…。
(いまは通行止めでバイクやクルマは乗り入れ出来ません。)
なにか縁があったのだと、千日が終わり、しみじみと感じています。

今回のこの千日行は、私の命を助けて頂いたお礼の意味もありました。
そして、最初の一歩は知り合いのお母さんを助けるために登りましたが、
残念ながら、登り初めて10日程でお亡くなりになられてしまいました。
助からないことは解っていましたが、どうしても長生きしてほしくて…。
その後に、そのお礼と、自分のお礼も込めてお参りしました。
千日は、とても長くて短い年月でした。
前厄・本厄・後厄と、タイミングのいい時期でもあったので、
それはそれは大変なこともありましたが、今では全ての出来事に感謝しています。

いろいろなことがあり、少しは成長出来ることが出来ました。
これも、先生の最後の言霊があったからです。
先生がお亡くなりになられた時に、私の家の家族や親戚には一人ひとりに
形見分けがありましたが、私にはありませんでした。
でも、亡くなる2ヶ月ぐらい前に仕事の相談で電話をすると、お弟子さんの電話を取り、
「いろいろあると思うが、頑張りなさい。」とおっしゃってくださいました。
いままで、一度も電話に出たことが無かったのに…。
先生は私に、形見という物ではなくて、言霊という形見を下さったのです。

千日の中で、私は何度も辛いことがありましたが、山に登ることは辛くありませんでした。
今だから言えますが、山で捻挫してしまい医者に行くとギブスをされる程の捻挫でした。
杖をついて3時間もかけて登り、親や妻からも止めるように言われたこともありました。
そんな時でも先生の言われた「頑張りなさい。」を思い出して登っていました。

私は、今まで生きて来たなかで、これほど長い期間のことをやりとげたことはありません。
よくて三日坊主です(笑)
なので、なぜ、こんなにも長い間お参り出来たのか自分でも解りませんが、
きっと、いろいろな方々が支えてくださったからだと思っています。

それは、小高い山の天狗様に山の様々な神様と仏様、
ご先祖様や実家の水神様など様々な皆様や、
大雄山の皆様、(小高い山の尾根伝いに300年前に分詞されています。)
そして、一緒に登ってくれた仲間や知り合いの皆様、身内や家族の協力があったからだと、
本当に、心の底から感謝しております。
ありがとうございました。

文章が長くなってしまいましたが、
こちらを読んで下さっている皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

それでは、長文乱文になってしまい申し訳ありませんでしたが
残りわずかな時を宜しくお願い致します。
ありがとうございました。




追伸
あまり書きたくないのですが、参考までに…。
先生は、我国の世界でも有名な方の結婚式の日取りを決めた方でもあります。
信じるか信じないかは、あなた次第です!(笑)
by fujipapa-sas | 2010-02-25 16:25 | 千日行 | Comments(0)

たわいもないオヤジの戯言。


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